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どうなの?神戸のお財布事情 令和3年度 決算報告

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コロナ禍からの景気回復によって税収などが増えたことから、実質収支の黒字を確保しました。
※一般会計…教育・福祉や道路・公園の整備など、市の基本的な行政サービスを行う会計

財政の健全度を示す指標である実質公債費比率※は4.4%(政令指定都市平均7.3%)、将来負担比率※は56.4%(政令指定都市平均86.0%)と、良好な状況にあります(数値が低いほど良好)。

※実質公債費比率…市税収入などの年収に対する借金返済額の割合

※将来負担比率…市税収入などの年収に対する市が将来負担する可能性がある借金の割合

1.新型コロナウイルス感染症対策

感染拡大防止・医療提供体制の確保

ワクチンの安全かつ迅速な接種を進めるとともに、PCRなど検査体制を確保。コロナ対応医療機関への支援、軽症患者などを受け入れる宿泊療養施設の運営や自宅療養者への支援を行いました。

市民生活の支援

子育て世帯などへの特別給付金の支給、離職者のための介護職への就労支援、コロナ禍での効果的な授業のため、電子黒板などICT学習環境を整備しました。

経済活動の回復

中小の飲食店や小売・サービス業に向けたキャッシュレスポイント還元キャンペーン、「KOBEプレミアム宿泊クーポン」による市内観光の促進、店舗家賃の補助などを行い、事業者を支援しました。

2.子育てしやすいまちへ

こども医療費助成制度の拡充

入院医療費無料の対象を高校生世代まで拡大しました。

保育人材確保策の充実

保育所等に初めて正規採用された人などに7年間で最大170万円の一時金を支給。また宿舎の借り上げ費用を補助し、保育士などが働きやすい環境を整えました。

3.健康で安心して暮らせるまちへ

こども・若者ケアラー(ヤングケアラー)への支援

ケアラー本人や、家族・周りの人が気軽に相談できる相談・支援窓口を設置しました。

防犯カメラの設置拡充

小学校通学路や主要な駅のまわりに1,150台の防犯カメラを設置しました。

4.都心・三宮の再整備

中央区役所・中央区文化センターの整備

4年7月に中央区役所が移転し、併せて中央区文化センターが完成。周辺では「こども本の森 神戸」や磯上体育館がオープンし、人中心のにぎやかなまちへと変わりつつあります。

5.駅周辺の再整備

新垂水体育館の完成

海沿いの開放的な場所に4年4月に開館。空調が完備されて快適にスポーツが楽しめます。

市は、これからも、誰もが学び、働き、子育てし、住み続ける”まち”として神戸が選ばれるよう、「まちの質」・「くらしの質」を重視した取り組みを進めていきます。

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