海と山に象徴される神戸の自然
神戸の人々は
今も昔も、その自然とともに
生きている
コロナ禍を経て
ライフスタイルの考え方が
少し変わった気がしませんか
せわしない大都会から
少し距離を置いて
ほどよい利便性がありつつも
海や山など自然がある場所で
暮らし、働く…
そんな新しいライフスタイルにも
ぴったりのまちとなるように
神戸市内各地で
再整備が進んでいます
一気に変わりつつある神戸に対して
「神戸のまち並みが変わってしまってさみしい」
「どういう思いで神戸のまちはつくられているの?」
「私たちの声はまちづくりに活かされているの?」
こんな疑問や不安もあるかもしれません
どうなる、神戸…?
私たちの暮らしはどう変わる?
皆さんの声に
久元喜造神戸市長が答えます
INDEX
ほどよいリズムで暮らす
歩いて楽しい“人が主役”のまち
まちの個性を守り引き継ぐ
海、山とともに生きる
ほどよいリズムで暮らす
Q
これから、神戸はどんなまちになっていくの?
A
神戸は、都心・郊外・下町・農村
と非常に多様な顔を持つまちです。
もし、計画的なまちづくりをしなければ
都心にタワーマンションが林立して
人口が集中し、小学校や保育所、
学童保育などがとても過密になる。
一方で、郊外や下町、農村は
人口が減り、衰退していくでしょう。
そうならないために、都心はショッピングや
グルメなどの商業機能を重視したまちづくりを、
郊外は職住近接で生活圏が成立するような
まちづくりをしていきます。
具体的には…
神戸市は、電車やバスなどの
公共交通機関が発達していて
三宮を中心に東西南北
各エリアをつないでいます。
この発達した交通網を生かして
地域の拠点駅となる
名谷駅・垂水駅・西神中央駅周辺のエリアが
新しく生まれ変わろうとしています。
日々の暮らしに欠かせないものから
暮らしを豊かにするものまで
すべてが自宅の近くにある。
そんな街づくりを目指します。
例えば
便利な駅前で買い物やグルメを楽しんだり
子どもたちとのびのび遊んだり
三宮や大阪まで行かなくても
自宅の近くで働くことができる
さらには
誰でも使える駅前の広場で
ほっと一息、くつろいだり
身近にアートや音楽に触れ、楽しんだり
スポーツを楽しんだり
寝るために帰る場所ではなく
いきいきと暮らせる場所へ
必要なものが近くにそろっているからこそ
時間にゆとりをもって
自分なりの心地いいペースで過ごせる
そんな
新しい神戸の郊外での暮らしが
始まっています
歩いて楽しい“人が主役”のまち
Q
三宮周辺で工事が進んでいるけれど、どんな風に変わるの?
A
“人が優先のまち”“歩いて楽しいまち”を目指します。
三宮は駅前の通過交通量を減らし、
歩行者優先のまちに代わります。
駅前や元町、ウォーターフロントなどに点在する
魅力的なスポットを、歩いて楽しめるよう、つなげていきます。
皆さんが、このまちで
ショッピングし、グルメを楽しみ、アートを楽しむ。
そういう日常と非日常が交錯するような
にぎわいのあるワクワクする神戸の玄関口を実現します。
具体的には…
地下鉄やJR、私鉄のご受けい6駅が集まり
1日あたり約1,700便の中・長距離バスが発着する
三宮ですが…
6つの駅がうまくつながっていない
バス停がたくさんあって場所がバラバラ
という課題がありました。
それを解決するため
JR三ノ宮駅ビルの内部で
各駅をつなぎ乗り換えしやすく
三宮駅周辺に点在する
中・長距離バスのバス停を
1つのバスターミナルに集約!
駅とバスターミナルをつなぐ
歩行者用デッキもできます
三宮の各公共交通機関がつながって
あたかも1つの駅だと感じられるような駅前に!
そして、駅を降りると
“歩いて楽しいまち”が広がっていきます
駅から南へ
車線を減らして広くなった歩道を通り
東遊園地を散歩して
ウォーターフロントのアリーナで
スポーツ観戦!
駅から西へ
センター街を通って
元町のパン屋さんや
おしゃれな洋服屋さんを
ぶらぶらしたら
港町・神戸を見渡せるスポットへ
こんな風に
三宮から点と点がつながって
どこへでも歩いて行けるーーー
歩いて楽しい
“人が主役”の神戸の玄関口に
なっていきます
まちの個性を守り引き継ぐ
Q
昔ながらの神戸のまち並みは
どうなっちゃうの?
A
神戸には、いたるところに路地があり、商店街がある。
居酒屋があればお好み焼き屋、お寿司屋もあってそのそばに銭湯もある。
とても人情味あふれるエリアがたくさんあります。
ところが、そのままにしておくとまちは衰退してしまいます。
空き家を再生して人々が交流する空間にしたり
にぎわいや憩いの場にしたりなど
手を加えながら、その良さを未来に引き継ぐことが大切です。
具体的には…
神戸はおしゃれなレストランもあれば
食べ歩きのできる商店街もある。
海沿いのリゾート・スパもあれば
昔懐かしい銭湯もある。
大通りから1本離れた路地で
お気に入りのお店を見つけたり
何十年も続く
まちの行きつけでほっこりしたり
隣の駅、隣のまち、隣の道
のぞいてみればがらりと街の表情が変わる
そこが、神戸のおもしろさ
その個性を守っていくために、神戸市では
空き家を地域で活用するマッチングをしたり
建築家の力で生まれ変わらせたり
シタマチスタートアップが進行中の新長田では
起業場所として空き家が活用されることも
そのほか
商店街の賑わいを守るため、イベントを支援したり
銭湯をたくさん使ってもらえるよう
子ども連れを対象とした
割引制度を設けたり
こんな風に人の手を入れて守っていくことで
神戸ならではの個性あるまちを
絶やすことなく、未来に残していきます。
海、山とともに生きる
Q
神戸の特徴はやっぱり海と山。
どれはどう生かしていくの?
A
神戸の山は、知床や白神山地と違って
人の手によって生まれた自然です。
明治時代の徳高さんは、はげ山でしたが
先人が木を植え、育て、そして緑豊かな山になりました。
また、神戸は古くからうみを通じて世界とつながり
日本を代表する港湾都市になりました。
この海と山に象徴される声の自然を大切にし
自然とともにある人間らしいまちにしていきたいと思っています。
具体的には…
仕事に疲れた
現実逃避したい
子育てに疲れた
そんなときは自然に触れて
リフレッシュしたいもの
海、山、農村…
神戸には、豊かな自然が“身近に”あります
農作業をして、土と触れ合ったり
釣りや登山を楽しんだり
北・西区では新鮮な野菜や果物が
兵庫・永田・須磨・垂水区では
ぴちぴちの近海の幸がとれます
自然を食という形で楽しめるのも神戸の魅力
さらに
六甲山の活用も進んでいます
山上に光ファイバーを通してネット環境を整え
水道料金を引き下げたところ…
使われていなかった別荘などを
リニューアルした施設が続々オープン!
コワーキング施設や
新しいホテルや
カフェなどができ
六甲山が大きく変わっていっています
神戸はずっと、海と山とともに生きてきました
さらに
都心、下町、郊外、農村
多様な顔をもっています
そして
それらは充実した交通網でつながり
どこで暮らしていても
“気軽に”体感できる距離にあります。
神戸が目指すのは、市民一人ひとりが
生きる豊かさや潤いを感じられるようなまち
あなたは、神戸のまちでどう暮らしますか?
あなたの思う
神戸のまちや人の魅力を
聞かせてください
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