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春の風物詩!歴史ある神戸のだんじり祭り

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鉦(かね)や太鼓のお囃子(はやし)のリズムや、だんじりの上での勇壮な舞、だんじりを引く掛け声に、胸が躍るだんじり祭りの季節がやってきました。そろいの法被(はっぴ)に身を包んだ曳き手が、高さ約4メートル、重さ約4トンものだんじりを動かし、まちを練り歩きます。各地区に伝わるだんじりの彫刻や幕の刺しゅうも見どころ。江戸時代発祥といわれる、歴史ある神戸のだんじり祭りで、みなぎるパワーを感じてみませんか。

東灘区野寄

東灘だんじりウィーク

地域の結束力の象徴でもあるだんじりが、お囃子に合わせ、区内各地を勇壮に駆け巡ります。春の風物詩となった総勢32基のだんじり巡行をぜひ観覧ください。

御影だんじりパレード

日時/2024年5月3日(金・祝)18:30〜20:00
場所/御影クラッセ南側道路、阪神御影駅前南側エリア

本山だんじりパレード

日時/2024年5月4日(土・祝)12:30〜14:30
場所/山手幹線(JR摂津本山駅北側)

本住吉神社例大祭

日時/2024年5月4日(土・祝)・5月5日(日・祝)
場所/本住吉神社、住吉町内

灘だんじり祭り

人と人のつながりを大切にし、地域で長く親しまれる灘のだんじり。個性豊かで華やかな総勢5基のだんじりを大いに堪能ください。

日時/2024年5月19日(日)12:45〜15:00(雨天予備日26日(日))
場所/六甲道南公園

だんじりの見どころ!

東灘区だんじり会会長 寄晃嘉(よりてるよし)さんにお話を伺いました。

ーー 地域の人たちにおける「だんじり」の存在は?
「だんじり」はお祭りでの神事における大事な「もの」です。「だんじり」を通じて老若男女が繋がり、地域の繋がりや仲間との絆が生まれ、何事においても協力・協調性を得られる「もの」だと思います。

ーー だんじりの楽しいところや大変なところは?
楽しいところは仲間と一緒にお祭りまでの練習や、その先にある本番で1つのだんじりを通して生まれて来る達成感、友情や協調性が育っていくことだと思います。また、大変なところは、楽しいところにたどり着くまでにある色々な葛藤や意見意識の違いなどをコツコツと積んでいく事です。

ーー だんじりを、今後も継承していくために大切なことは?
この「伝統文化」を継承するために「だんじり祭り」に参加する人が楽しめて、地域の理解と協力を得られる努力と、魅力の発信が大切だと思います。何より、綱を引っ張る子どもたちに郷土意識を持っていただき、継承してくれることを切に願っています。

ーー だんじりの注目ポイントは?
お客さんには、まずは太鼓・半鐘・皿鐘の身体の芯まで揺らしてくれる鳴り物に心を躍らせていただき、大きなだんじりを筋肉隆々の男たちが力を合わせて担ぎ上げる勇壮な姿と、元気いっぱいの屋根方から活力を受け取っていただけたらと思います。また、地区によっては女性が団扇や提灯を持って、華やかな飾り化粧を施し、だんじりを一緒に盛り上げている姿も見て楽しんでいただければと思います。

東灘区だんじり会会長 寄晃嘉(よりてるよし)さん

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