新しい年を迎え、市内各地では、厄除けや無病息災、家内安全、五穀豊穣などを祈願して神事が執り行われます。
古くから伝わる伝統行事を観覧し、清々しい気持ちで2025年を始めませんか。
追儺式(ついなしき)
普段は不幸や災いをもたらす不吉な存在の鬼が、この日は神や仏の使いの「善い鬼」として登場。松明(たいまつ)を手に、新年を祝い、人々の無病息災や家内安全を願い、悪霊を払ってくれます。
長田神社|長田区
長田神社では、家長に妻、子どもと姥(うば)など7匹の鬼の家族が、舞台を激しく踏みながら舞い踊ります。松明の炎で災いを焼きつくした後は、太刀をかついで舞い、不吉を切り捨てます。祭りの最後、鬼が大きな餅を斧と槌(つち)で苦労して割る「餅割神事」が、最大の見どころです。
日時/2025年2月2日(日)12:30~18:00
場所/神戸市長田区長田町3-1-1
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妙法寺|須磨区
妙法寺(みょうほうじ)では、別名「鬼踊り」と呼ばれ、鬼の一家が伊勢参りの旅に出る様子を表現。クライマックスでは幸福を象徴する大きな餅を割ります。
日時/2025年1月3日(金)15:00~16:00
場所/神戸市須磨区妙法寺毘沙門山1286
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勝福寺|須磨区
勝福寺(しょうふくじ)では、地域安全、五穀豊穣を祈り、鬼の超人的な力で厄払い。とんどの種火には高野山奥の院の分火が使われています。
日時/2025年1月7日(火)17:30~20:00
場所/神戸市須磨区大手町9-1-1
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明王寺|垂水区
明王寺(みょうおうじ)では、4匹の子鬼と3匹の親鬼が、参拝者の目の前で迫力ある踊りを披露。餅を厄に見立ててつく「餅つき」を行い、槌や斧、槍で、参拝者の頭をやさしくなでて、邪気を払います。最後に、餅や持つとご利益があるという福銭をまきます。
日時/2025年1月4日(土)14:00~15:30
場所/神戸市垂水区名谷町1900
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転法輪寺|垂水区
転法輪寺(てんぽうりんじ)も、4匹の子鬼と3匹の親鬼が、参拝者の目の前で迫力ある踊りを披露。餅を厄に見立ててつく「餅つき」を行い、槌や斧、槍で、参拝者の頭をやさしくなでて、邪気を払います。最後に、餅やお菓子を配ります。
日時/2025年1月7日(火)14:00~15:00
場所/神戸市垂水区名谷町2089
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太山寺|西区
太山寺(たいさんじ)は、国宝の本堂内で、走り鬼と3匹の太郎・次郎・婆々鬼が松明を手に持ち、大太鼓の音に合わせて踊り、悪霊退治をします。
日時/2025年1月7日(火)14:00~16:00
場所/神戸市西区伊川谷町前開224
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性海寺|西区
性海寺(しょうかいじ)では、親鬼が松明や斧・槌・鬼の花などを持って華々しく舞い、子鬼は棒を持って踊ります。餅投げや田楽などの接待も。
日時/2025年1月13日(月・祝)13:00~15:30
場所/神戸市西区押部谷町高和1318
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近江寺|西区
近江寺(きんこうじ)の鬼踊りは6種類。花の踊りでは鬼が造花を持って踊り、その花を持ち帰って家にまつると厄除けになると言われています。
日時/2025年2月11日(火・祝)13:00~16:00
場所/神戸市西区押部谷町近江147
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弓引き神事
毎年選ばれた引き手が、弓で大小の的を射って、村にひそむ悪霊を払い、無病息災と豊作を願います。
西名春日神社|垂水区
西名春日神社(にしみょうかすがじんじゃ)では、最後に地域の人も弓引きに参加し、一同で祈願します。
日時/2025年 1月13日(月・祝)11:00~12:00
場所/神戸市垂水区名谷町字丸尾
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奥畑大歳神社|垂水区
奥畑大歳神社(おくはたおおとしじんじゃ)では、源義経が須磨一の谷合戦前の1月8日に本殿で勝利を祈願し、2月9日にお礼参りに訪れたことにちなみ、2日間行われます。
日時/2025年1月13日(月・祝)、2月11日(火・祝)14:00~15:00
場所/神戸市垂水区名谷町北屋敷3143
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翁舞(おきなまい)
車大歳神社|須磨区
能楽の原点として日本各地で受け継がれている翁舞。車大歳神社(くるまおおとしじんじゃ)では、ご神体としてまつられている神面を使い、奉納舞が上演されます。他の翁舞では省略された、「父尉(ちちのじょう、老人の役のこと)」が登場し、四部構成で演じられるのが特徴です。
日時/2025年1月14日(火)19:00~20:00
場所/神戸市須磨区車字松ヶ原551
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