洋菓子のまち・神戸のおいしいスイーツ

神戸にはたくさんの洋菓子店がありますが、広まったのは1868年の神戸港開港がきっかけ。外国人居留地が作られ、さまざまな西洋文化が入ってきました。外国人からもたらされた洋菓子づくりは、その後日本人によって創意工夫が重ね、神戸に洋菓子文化が花開きました。
2・3月は、バレンタインやホワイトデー、ひな祭り、卒業式など、お菓子を食べたり贈ったりする機会が多くなる季節。それぞれのお店で工夫を凝らして作る神戸スイーツをご堪能ください。

兵庫県洋菓子協会会長 佐野さんに「神戸とスイーツ」についてお聞きしました

神戸と洋菓子

私の実家は板宿商店街で和菓子店をしていて、2軒隣がドンクでした。小学生の頃に、洋菓子やフランスパンを食べていたと地方出身のシェフに話すと驚かれます。神戸には洋菓子を含め、多国籍のおいしいものに身近に触れられる土壌がありますよね。

洋菓子への思いと文化の継承

私にとって、お菓子は「平和の象徴」。人と人が仲良くするときに食べられ、食べると笑顔になりますよね。そんな笑顔になるお菓子を作りたいと思い、添加物を使わずいい素材を使います。
私は人を育てることが好きです。まじめにお菓子を作ろうという思いを、若い技術者にも伝えていきたい。技術の継承が、文化の継承に繋がると考えています。人を笑顔にできる神戸の洋菓子文化が今後も引き継がれるよう、活動していきます。

神戸の洋菓子店をピックアップ！

レーブドゥシェフ名谷本店｜垂水区

おすすめ／フルーツデコレーションケーキ
お店自慢のしっとりきめ細やかなスポンジケーキに、味を引き立てる生クリームと、厳選した旬のおいしいフルーツを飾っています。
場所／神戸市垂水区名谷町321－1
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問／☎ 078-706-5080

MOTOMACHI CAKE元町本店｜中央区

おすすめ／ざくろ
卵黄をたっぷり使用したふわふわのスポンジにやさしい甘さのオリジナルブレンドの生クリーム。トップにはまるまる一粒の苺をのせたお店の看板商品です。
場所／神戸市中央区元町通5-5-1
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問／☎ 078-341-6983

田田田堂（たたたどう）｜東灘区

おすすめ／いちごのタルト
乳・卵・小麦・白砂糖不使用。タルト生地はすべて、兵庫県産有機山田錦の米粉を使用し、米粉ならではのさくさくのタルト生地に、香ばしいダマンドを流し込み自家製の国産いちごジャムをたっぷりのせて焼き上げました。いちごの甘酸っぱさと、ふわふわの自家製ヴィーガンホイップ、その下にある自家製カスタードクリ―ムが絶妙に重なり合い、おいしさをより一層引き立てます。
場所／神戸市東灘区御影郡家1-23-12
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問／☎ 078-855-3358

レオニダス＆ガトーエモア神戸岡本店｜東灘区

おすすめ／マカロン
お店自慢のマカロンです。原材料から製法までとことんこだわったマカロンは、パリッとした表面と、フワッとした生地、噛んでいくうちにモチっとした食感が特徴です。
場所／神戸市東灘区岡本2-8-3
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問／☎ 078-414-5338

Pâtisserie MieuxMieux（パティスリーミュウミュウ）｜灘区

おすすめ／ナポレオンパイ
キャラメリゼしたザクザクパイにカスタードクリームと生クリームをサンド。甘酸っぱいラズラリージャムと苺がとても合います。作り続けて35年。お客様そしてシェフ自身もこよなく愛するスイーツです。
場所／神戸市灘区岸地通1-8-7
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問／☎ 078-871-8343

パティスリードパリ　アトレビアント｜西区

おすすめ／アトレビアント
サクサクのクランブル生地に、ベイクドチーズケーキと口溶けなめらかなレアチーズケーキを重ねた、三層のケーキ。北海道産のクリームチーズなど、素材の味をそのまま味わってほしいため、余分な物は一切使用せず心を込めて作っています。お店の名前をつけた一番人気のシンプルなチーズケーキです。
場所／神戸市西区前開南町2-12-15　ルームズ学園北町1F
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問／☎ 078-939-2511

神戸市の取り組み

神戸市では、「洋菓子のまち・神戸」を広くPRすることを目的に、 イベントを共催するほか、(一社)兵庫県洋菓子協会が実施するコンテストや、若手パティシエが通う技術専門校への支援することで、洋菓子文化を引き継いでく取組みも行っています。

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洋菓子フェスタ｜工芸菓子

神戸ガレット・デ・ロワ