防災の意識をみんなが持つには、どうしたらよいでしょうか。防災を自分事にしてもらうため、住民が地域を愛せる環境づくりに取り組む人を紹介します。
PROJECT|HATげんさい探検隊
げんさい(=減災)探検隊が目指すのは、まちの人たちの大切なもの・居場所をまちの中に作ること。地域の魅力を発見し、地域の人が主役になることを意識して、まち歩きのほか、地域愛を育むマップやトレカを作るイベントを開催しました。地域への愛着から生まれる“この人・まちを守りたい”という防災意識を育んでいきます。
INTERVIEW|楽しくつながり地域に愛着を育む。これが、防災の第一歩
阪神・淡路大震災で、いろいろな人に助けてもらった恩返しがしたいという想いから、防災・減災活動に積極的に取り組むようになりました。防災はただ建物を守るだけでなく、大切な人や暮らしを守るための活動です。何となく大事だと思っていても、なかなか関わってもらえなかったり、詳しい人があまりいなかったりします。防災を少しでも自分事にするには、防災活動だけをするのではなく、地域の中で楽しく、みんなとつながり、地域への愛着が湧くようなところから始めることが大事だと考えています。HATげんさい探検隊は、小・中学校やふれあいのまちづくり協議会、防災福祉コミュニティなどと連携し、みんなが助け合えるつながりづくりを目指す、緩やかな共同体です。地域と人への愛着を育みながら、楽しく新しい地域活動を続けていきます。
問い合わせ/中央区地域協働課
TEL 078-335-7511 FAX 078-335-7469
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