神戸では1920年代から栽培が始まり、スイーツ文化を支えてきたいちご。神戸の特産品であり、いちごの栽培面積は県下最大を誇ります。 旬を迎える、甘くておいしいいちごの魅力をお伝えします。
旬のいちごが集結する1日限定のイベント「いちごサーカス」
採れたての神戸産いちごを購入できるほか、いちごを使ったスイーツなどが楽しめます。柔らかくて甘い「章姫」や、ビタミンCが豊富でみずみずしい「おいCベリー」など、いろいろな品種が並びます。
日時 | 2025年2月11日(火・祝) 10:00~16:00 |
場所 | 道の駅 フルーツ・フラワーパーク大沢(おおぞう) ▶︎GoogleMapはこちら |
料金 | 入場無料 |
問い合わせ ファームサーカス
(TEL 078-954-1940 FAX 078-954-1980)
いちご狩りも開催中!いちご農家に魅力を伺いました
神戸市北区八多(はた)町「オクタファーム」
神戸市北区八多町では、現在、5人でいちごの栽培に取り組んでいます。オクタファームで栽培しているのは、「章姫」です。実はいちごは、同じ品種でも時期によって味わいが変化するんですよ。5月頃までいちごを販売していますし、いちご狩りも楽しめるので、何度も足を運んでみてください。
八多町は三宮から車で約30分と便利な場所に位置していますが、都会の風景から一転し、豊かな自然に囲まれています。いちごを栽培するハウスに近づくと、甘い香りが漂います。春には桜が咲き誇り、つくしも顔を出す、のどかな風景のなかでいちご狩りを楽しんでみませんか。
神戸市北区道場(どうじょう)町うれしおのわ
神戸市北区はいちごの栽培にぴったりなんです。夜に気温が下がるため、いちごが甘くなりますし、気温が低い期間が長いので、5月まで品質の高いいちごが育ちます。また、都市が近いので、完熟してから収穫することができ、一番おいしい新鮮な状態で食べてもらえるのもポイントです。
「うれしおのわ」のいちご狩りは、車いすやベビーカー、小さな子どもでも楽しめるように、広々としたハウスに、収穫しやすいよう背の低い畝(うね)も設置しています。いちご狩りの説明を紙芝居でするなど、わかりやすく伝えるように工夫しています。また、農業の楽しさを子どもたちに伝えたいと思い、いちごの苗植え体験も実施しています。来てくれた近くの幼稚園の子どもたちは、いちごが育っていく過程をキラキラする目で観察していますよ。