「雨でも楽しく過ごせる場所ってあるのかな?」
「せっかくの休みだから、雨だけど子どもと一緒に出掛けたいな」
「雨の日ってどこへ行けばいいんだろう?」
家でゆっくりと過ごす雨の日もすてきだけれど、せっかくの休日だからどこかへ出かけたいという人も多いのでは?
神戸には、雨の日だって楽しく過ごせるスポットがたくさんあるのを知っていますか?
遊びに、デートに、ひとり時間をもっと楽しく!
ちょっぴりブルーな雨の日も、楽しいひとときを過ごせるスポットを紹介します。
お気に入りの傘や長靴で、神戸のまちへ出かけましょう!
雨の日にこそ行きたい美術館めぐり
子どもと一緒に雨でも遊べるスポット
をそれぞれ3つずつ紹介します。
雨の日にこそ行きたい美術館めぐり
兵庫県立美術館、神戸文学館、横尾忠則現代美術館などがあるミュージアムロード(灘区)、神戸ファッション美術館や小磯記念美術館などがある六甲アイランド(東灘区)など、神戸には美術館が近距離に集積しているため、ハシゴしやすいのがうれしいポイント。
「雨の日は極力移動時間を減らして雨に濡れるのを避けたい」、そう思うからこそ、ハシゴが楽な神戸の美術館めぐりは、雨の日がうってつけなんです。
中でも厳選した3つの美術館を、紹介していきます!
兵庫県を代表するアートスポット|兵庫県立美術館
世界的建築家・安藤忠雄氏による、ソリッドで洗練された建築美にもファンの多い兵庫県立美術館。
約1万点の収蔵作品から厳選しておひろめするコレクション展、企画展を鑑賞した後は、館内でお気に入りの場所を探してみませんか?
大きな窓から光が入る「光の庭」や、青りんごのオブジェが印象的な「海のデッキ」、海と山をつなぐ美術館のシンボル「円形テラス」など、広い館内の至るところにさまざまな工夫と意匠が凝らされており、何度訪れても新しい発見があるはずです。
また、兵庫県立美術館のあるエリアには、美術館やギャラリーなどの文化施設が集まっており、兵庫県立美術館から神戸市立王子動物園までの南北約1.2㎞の道は、「ミュージアムロード」という愛称で多くの人に親しまれています。
車が通る道路沿いを彩るアート作品の数々。
ミュージアムロードのシンボルオブジェ「美かえる」のカラーにあわせた装飾を探しながら歩くと、雨でも楽しい気分になりそうです。
◆兵庫県立美術館
開館時間/10:00~18:00(最終入場17:30)
定休日/月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
※メンテナンス休館あり
所在地/神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1(HAT神戸内)
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おしゃれの街・神戸を体感|神戸ファッション美術館
「神戸といえばおしゃれなまち」、というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
神戸市は、全国に先駆けてファッション産業を「衣」「食」「住」「遊」と関連した生活文化産業全般と位置付け、1973年に「ファッション都市宣言」をし、産官学一体となってファッション産業に力を入れています。
そんな中、公立としては日本で唯一ファッションをテーマにした美術館である神戸ファッション美術館が、1997年に誕生。
多彩なアートを紹介する「特別展示」と、貴重な収蔵品を紹介する「コレクション展示」を行っているほか、3階のライブラリーには国内外のファッション関連の蔵書が約45,000冊も!
20世紀初頭からのファッション雑誌など、貴重なバックナンバーの閲覧もできます。
◆神戸ファッション美術館
開館時間/10:00~18:00(最終入館17:30)
定休日/月曜(祝日の場合は開館、翌平日休館)、
年末年始、展示替え期間(展示室のみ)
所在地/神戸市東灘区向洋町中2-9-1
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古くから世界に開いた神戸を紹介|神戸市立博物館
歴史ある美しい建築が立ち並ぶ旧居留地の中でも、威風堂々とたたずむ神戸市立博物館。
ギリシャの神殿建築に見られる、ドリス様式の円柱が正面に立ち並ぶ新古典様式の建物は、日本人初の英国の王立建築家協会建築士・桜井小太郎氏による設計で、昭和初期の名建築といわれています。
博物館の基本テーマは、「国際文化交流、東西文化の接触と変容」。
古くから国際港都として栄えた神戸ならではの視点で、地元の歴史と文化交流の様子を示す資料を収集・保存・展示しています。
神戸の歴史展示室のある1階はなんと入場無料!
また、高校生以下は特別展・コレクション展示室も入場無料です。
神戸のことを知りたくなったら、真っ先に足を運んでほしいスポットです。
◆神戸市立博物館
開館時間/日~木曜9:30~17:30、
金・土曜9:30~19:30(最終入館は閉館30分前)
※6月22日(土)以降の金・土曜は9:30~20:00(最終入館は閉館30分前)
定休日/ 月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始 ※メンテナンス休館あり
所在地/神戸市中央区京町24
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子どもと一緒に雨でも遊べるスポット
「美術館めぐりもいいけど、小さな子どもがいるからハードルが高いかも…」
そんな人には子どもと一緒に楽しめるスポットを!
雨の日でも体を思い切り動かせる屋内施設や、大人も子どもも、楽しみながら学べる新感覚な水族館、ものづくりに関するミュージアムまで、雨の日でも満足度十分なおでかけ先はこちら👇
屋内遊具も充実|こべっこランド
まるでテーマパークのような、大型児童センター「こべっこランド」。
2023年2月にハーバーランドから和田岬エリアに移転し、ますます遊具やイベントが充実しました。
「でも、雨の日は遊具で遊べないんじゃない?」
いえいえ!
屋内にも大きなネット型の遊具やトンネルのある「だんだんひろば」など、雨の日でも体をいっぱい動かして遊べる遊具があるんです。
未就学児向けの「ぷれいるーむ」や、0~1歳児が対象の「あかちゃんるーむ」もあるので、年齢に合わせた楽しみ方ができるのもうれしいポイントです。
また、木琴やピアノなどの大型の楽器からタンバリンや鈴などの小さな楽器まで揃う本格的な音楽スタジオや、予約不要で工作体験ができる造形スタジオなど、普段はなかなかできない体験ができるのもこべっこランドならではです。
◆こべっこランド
対象/0~18歳
開館時間/9:30~17:00
定休日/月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
※気象警報発表時は臨時休館
所在地/神戸市兵庫区上庄通1-1-43
料金/無料
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廃校になった小学校をリノベーション|みなとやま水族館
141年の歴史に幕を下ろした旧湊山小学校をリノベーションし誕生した、NATURE STUDIO。
水族館やフードホール、ブルワリーなどを備えた複合施設で、中でも人気なのが、「生きものと語ろう」をコンセプトにしたみなとやま水族館です。
コツメカワウソがいる「川べりの教室」や、ドクターフィッシュと触れあえる「標本資料室」、クラゲやチンアナゴと出会える「海辺の教室」など
各教室ごとにテーマが設定された空間をめぐっていきます。
順路は特に設定されていないので行ったり来たりするのも自由!
好きな順番で見ることができるのもうれしいですね。
水槽が低めに設定されており、じっくり見られるように水槽の前に椅子やクッションが用意されているのも、おもしろいですね。
子どもも大人も楽しめる見どころがいっぱいです。
◆みなとやま水族館
開館時間/10:00~18:00(最終入館17:00)
定休日/不定休
所在地/神戸市兵庫区雪御所町2-24– 101(NATURE STUDIO内)
料金/大人1,200円、小・中学生600円、3歳以上300円
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テクノロジーを楽しく体験|カワサキワールド
“世界のカワサキ”として知られる、神戸を代表する企業・川崎重工グループの企業ミュージアム。
モーターサイクルなど代表的な製品に「見て」「触れて」の体験ができるほか、楽しく遊びながら「技術のすばらしさ」と「ものづくりの大切さ」を実感できる場所になっています。
船舶、鉄道車両、航空機、モーターサイクル…。
120年の歴史を通して、陸・海・空の各分野で、各時代の最先端テクノロジーを送り出して社会の発展に貢献してきた、川崎重工グループの歴史とテクノロジーの未来を感じてみましょう。
実物を展示している0系新幹線と、川崎バートルKV-107Ⅱ型ヘリコプターは、内部に実際に入ることができ、乗り物好きの子どもたちに大好評です。
◆カワサキワールド
営業時間/10:00~18:00(最終入館17:30)
定休日/月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
所在地/神戸市中央区波止場町2-2(神戸海洋博物館内)
料金/大人900円、小・中・高校生400円
※幼児は保護者1人につき2人まで無料
▶詳細はこちら
神戸で過ごす、雨の日の楽しみ方について紹介しました。
雨の日だからこそ、普段お天気の日には行くことのない場所に足を運んでみるのはいかがでしょうか。
皆さんにとって、雨の日が少しでも充実する一日となりますように!