飼い主のいない、地域で暮らす猫。地域での猫によるトラブルと殺処分をなくし、人と猫が共生する社会の実現のため、議員提案の「神戸市人と猫との共生に関する条例」が、2017年から施行されました。その後、不妊手術された野良猫は1万匹を超え、市で引き取られた猫は、5年で3分の1に減りました。
Topic 1 地域のみんなで小さな命を見守る
自治会など地域の同意をもらい、一定のルールを守って地域の野良猫の世話などの活動を行っている団体(地域猫団体)が104団体あります。市に登録をして地域猫活動に取り組む団体の人はピンクの腕章が目印。猫との共生のための活動にご理解をお願いします。
地域猫団体の活動ルール
❶世話する猫に不妊手術を受けさせています。耳先にV字カットがあれば、これ以上子猫を増やさない猫であることが分かります。
❷猫が食べ終わったら餌の容器を片づけたり、容器内の水をこまめに取り替えたり、清潔にしています。
❸活動地域に猫のトイレを設置するなど、猫がトイレをする場所を把握し、周辺も含めて清掃しています。
Topic 2 不妊手術の費用への寄付にご協力を
飼い主のいない猫が1匹でも少なくなるよう、市はクラウドファンディングを開始。寄付されたお金は不妊去勢手術の費用に使用します。ご寄付いただいた人のうち、希望される人には、こうべ動物共生センターで譲渡する猫の名付け親になっていただく特典も。全ての猫たちが人と共に幸せに暮らせるよう取り組みを続けていくためにも、皆さん応援をよろしくお願いします。
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