夜間に起こる地震にも備えよう
昼に地震が起こるとは限りません。阪神・淡路大震災は、午前5時46分の暗闇のなか発生しました。明るい時間帯だけでなく、夜間に起こる地震にも、備えておく必要があります。神戸市では、2023年10月に兵庫区東山地域において、夜間に地震が起きたことを想定した防災訓練を実施しました。
どのような状況になるの?
下のような状況になり、恐怖を感じ、パニックを起こしやすくなってしまいます。
家の中
固定されていない家具や食器のガラス片などが散乱しています。また、停電になると足元も見えないため、部屋から出ることも難しくなります。
家の外
道路上にあるがれきや割れ目に気づきにくくなります。また、避難経路のサインなども見えません。
寝室に備えておきたい役立ちアイテム
スリッパ・靴
ガラス片などでの足のけがを防止できます。
ライト
周囲を照らし、安全の確保にもつながります。両手を自由に使えるヘッドライトがおすすめです。
笛
閉じ込められたとき、自分の存在を周囲に知らせることができます。大声を出すより体力を残せます。
安全に避難するために
ドアや避難経路をふさがないように、壁にL型金具でネジ留めするなど、家具が倒れないよう対策しましょう。
「事前の備え」に関する詳細はこちら