2024年度は、SDGs(持続可能性)の視点に基づく取り組みを積極的に行うことにより、くらしの質と都市の価値を高め、市民一人ひとりが幸せを実感でき、温かみのあるまちづくりを進めていきます。
※一般会計……教育・福祉や道路・公園の整備など、市の基本的な行政サービスを行う会計
予算総額 1兆9,270億円
▶︎ 一般会計 9,057億円
▶︎ 特別会計 6,711億円
▶︎ 企業会計 3,502億円
市民のくらしと安全を守る
阪神・淡路大震災から30年
2025年1月17日で阪神・淡路大震災から30年。最新技術を使った防災・減災などを学び、体験できるイベントを企業・大学と協力して開催します。
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くらしの安全・安心を守る
身寄りのない所得が低い高齢者の生前の葬儀予約の支援や、墓のニーズの変化に対応した期限付墓地や自然回帰志向に対応した樹林葬墓地の整備を進めます。
高温常態化対策
日差しを遮る木陰を増やし、土や木材などを使った保水性の高い舗装にかえ、ミストなど水を使って対策することで、人の集まる歩道・道路や公園の夏の暑さを和らげます。
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人間らしい温かい街を創る
高校生等通学定期券補助の大幅拡充
神戸市内の高校などに通う生徒の通学定期代を全額補助(無料化)し、市内の多様な高校教育環境を守るとともに、高校生のいる世帯への経済的支援を拡充します。
子育て環境の充実・経済的負担の軽減
新たに子どもが生まれた世帯に、おむつやミルクなどの育児用品を月に1度お届けし、配達を兼ねて見守る「こべっこウェルカム定期便」が始まります。所得制限はありません。
夏休み学童保育ニーズへの対応
クラスに入りづらい児童生徒が、校内で安心して過ごせる居場所である「校内サポートルーム」をすべての小・中学校につくり、支援員を配置します。
持続可能な神戸を創る
駅周辺のリノベーション
名谷駅では、駅ビルがリニューアル。新北須磨支所内には「おやこふらっとひろば名谷」ができる予定です。その他の駅でも、周辺のリノベーションを進めていきます。
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空家空地対策の推進
弁護士などの専門家も入れたチームが、所有者不明や危険な空き家の早期改善に取り組みます。また、空き家リフォームローンの利子の一部を支援します。
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KOBE里山SDGs戦略の推進
里山の自然環境をいかした体験プログラムの開催や、森林整備で発生する木材の活用を進めることで、森林・里山を保全・活用していきます。
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活気と魅力あふれる神戸を創る
中小事業者等の人材確保
神戸市内に本社を置く中小・中堅企業に勤務する市内在住の若手従業員を対象に、事業者の住宅手当への上乗せ補助を実施し、人材確保を支援します。
六甲山・摩耶山等の活性化
登山道や案内板の整備を進めるとともに、マウンテンバイクコースやナイトハイキングの環境を整備するなど「神戸登山プロジェクト」に取り組みます。
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スポーツ振興
トップスポーツチームと連携し、駅前広場などでイベントを実施します。また、「神戸ストークス」の本拠地移転を機に、バスケットゴールがある公園の倍増に取り組みます。
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新しい国際都市 神戸を創る
神戸空港の国際化への対応
2025年の神戸空港の国際化や国内線の発着枠拡大に向けて、駐機場や新しいターミナルの整備を進めるとともに、交通アクセスの強化などに取り組みます。
都心・三宮再整備
三宮駅周辺では、新たなバスターミナルや歩行者デッキ、三宮クロススクエアなどの整備を進めるとともに、ライトアップなど夜間景観の向上に取り組みます。
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ウォータフロント地区の魅力向上
「ジーライオンアリーナ神戸」の2025年春開業に向けて、周辺の緑地を整備するなどウォーターフロント地区の魅力向上に取り組みます。
DXの活用による参画を進める
最新技術を用いた道路、公園等の維持管理の効率化
撮影した画像からトンネルのひび割れ状況を計測するほか、自動芝刈機などの最新技術を試行導入し、道路・公園の維持管理を効率化していきます。
スマート区役所の推進
区役所では、窓口発券機の更新にあわせてウェブ予約機能を備えるなど、利便性の向上に取り組みます。