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ファーマーズマーケットが10年目を迎えます

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2015年の初開催からこの 6月で10年目を迎えます。神戸の農水産物の豊かさが感じられ、魅力的な生産者との出会いがあると、年々ファンが増えています。農水産物だけでなく、それらを使ったパンやお菓子など多彩な品ぞろえで気軽に地産地消を楽しめます。土曜の朝に少しだけ早起きをして、神戸の朝市へ出かけてみませんか。

日時/2024年6月8日(土)・15日(土)10:00~13:30
場所/東遊園地(神戸市中央区加納町6丁目4)

インタビュー~出会いを楽しむマーケット!

事務局の小泉亜由美さんへお話を伺いました。

――この9年間で一番の大きな出来事は?
会場である東遊園地の改修工事です。いつもの場所が使えなくなり、どうしようかとネガティブになっていました。それでもファーマーズマーケットを続けていくために、さまざまな方にご協力いただき新たな場所を探したところ、東は弓弦羽神社(東灘区)から西は垂水漁港(垂水区)まで、神戸市内を旅することができました。そうして東遊園地以外でも開催したおかげで、たくさんの人と出会い、ファーマーズマーケットの存在をさらに知ってもらいました。すべての場所で、笑顔で迎えてもらえたことが、一番印象に残っています。旅をして本当に良かったです。

――大事にしていることは?
「フードロスの削減」と「食育」です。
流通の変化により、いまは農家や漁師などの生産者が消費者から遠い存在になっていますが、ファーマーズマーケットでは、買い物を通してお互いに顔の見える交流をすることができます。生産者の笑顔を見れば、これまで何気なく捨ててしまっていた食材を、もっと大事にしようという気持ちが芽生えます。さらに、生産者から美味しい食べ方なども教えてもらえるので、自然に余すことなく食べきることに繋がっていると思います。
また、出店する生産者には「食育」を意識した取り組みも大切にしてほしいとお願いしています。例えば、会場の飾りとしても農産物を持って来てもらっています。土から抜いたままの落花生やトウモロコシ、人参の花など。「わあ!こうやって実が生るんだね!」「こんな色の花が咲くんだね!」と、大人も子どももびっくりな笑顔になってもらいたいからです。

――10年目に向けた思いを教えてください。
つくる人も食べる人も、みんなが顔を合わせるこのマーケット。いつも新しい出会い・発見があります。この9年間「みんなでつくろう!神戸の朝市」をテーマに、毎週土曜に開催してきました。いよいよ6月からは10年目を迎えます!一緒にローカルの旬を楽しみましょう。皆さんにお会いし、お話しできることを、楽しみにお待ちしています!

一般社団法人KOBE FARMERS MARKET
小泉亜由美さん

インタビュー後記

明るく素敵な笑顔でお話しされた小泉さん。楽しいお話の中で、「お好み焼きはキャベツだけじゃない!」と教えていただいて、びっくり。夏はナスやズッキーニ、冬は水菜や大根のお好み焼きもとてもおいしいそうです。
ファーマーズマーケットに行けば、そんな新しい食べ方を教えてもらえるでしょう。
そんなマーケットの10年目に至るまでの歩みと思いを伝えています。神戸の地産地消に興味が湧いたら、ぜひ読んでみてください。

▶ファーマーズマーケットの10年目に至るまでの歩みと思いはこちら

◆食都神戸
神戸市では、都市と農村が近く、瀬戸内海に面するなど豊かな自然に囲まれ、質の高い農水産物が生産されています。そのポテンシャルを活用し、食でにぎわい食で人々が集う都市戦略を進めています。

▶詳細はこちら

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