仏壇にろうそくを灯したり、家族や友達で集まって花火やバーベキューをするなど、火を扱う機会が増えるお盆の時期。気を付けたいのが「着衣着火」。着衣着火とは、着ている衣服に何らかの火がついてしまう事故を指し、全国で毎年100人前後が亡くなっています。
市内で実際に発生した火災事例
- コンロの奥にある調味料を取ろうとして衣服に引火
- 仏壇のろうそくの火が衣服に引火
- 花火をするため灯したろうそくの火が、衣服に引火
着衣着火を防ぐポイント
- コンロの奥に調味料などを置かないようにする
- 衣服の袖や裾が火と触れないよう、服装に気を付ける
- 火のそばで作業するときは「防炎品」を使用する
- 万が一、引火した場合にすばやく消火するため、 「住宅用消火器」を備える
防炎品とは
炎が触れても燃え広がりにくい素材が使われているもの。火災の発生や拡大を抑える効果があります。カーテンやじゅうたん、エプロン、アームカバーなどさまざまな種類があります。