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【特集】神戸の旬をいただきます!おいしく楽しく地産地消

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▶︎視覚的にサクサク読める、グラフィック版はこちら

どこか懐かしさを覚える、のどかな田園風景。
この写真、どこの風景か分かりますか?

実はここ、神戸なんです。

都市のイメージが強い神戸ですが
近郊には、自然豊かな里山が広がっていて
一年中いろいろな農産物がつくられています。

多様な農水産物が
市内でとれるんです!

地産地消と言われると
何だか難しそうに思ってしまうけれど
魅力あふれる神戸の食材を
食卓に取り入れてみませんか?

おいしく食べれば
神戸をもっと好きになる。

神戸産を買うことが
神戸の農村風景を守ることにつながる。

その物語も最後にお届けします。

小松菜・いちじく・しらすなど
神戸産を選ぶ理由

理由1|新鮮でおいしい

私たちに季節のおいしいを届けてくれるプロの料理人も
積極的に神戸産を選んでいます。

北野で地元の食材を使った料理を提供する
「地酒・地野菜・地魚 しんど」の店主 小椋 創平さんに
神戸産食材の魅力を伺いました。

海も山もある神戸は、素晴らしい食の宝庫!
多様な品目の農水産物が生産され、
四季折々のおいしい食材が手に入る恵まれた環境です。
野菜だけでなく、肉や魚介類もそろっているため、
神戸産の食材だけを使ってもバリエーション豊かな食卓が完成するのも大きな魅力です。

地魚・地野菜・地酒 しんど
住所/神戸市中央区中山手通1-20-15 メゾンド山手
問/078-252-3917

小椋さん直伝!
こうべの旬を味わうレシピはこちら

理由2|人と環境にやさしい

「地産池消」の話でよく言われるのが
輸送距離が短いので
二酸化炭素の排出量が抑えられるなどの
エコの話。

神戸市では、それだけじゃない
人や環境にやさしい
神戸ならではの取り組み
「環境保全型農業」を進めています。

生活排水の下水から回収したリンを使って
製造した肥料「こうべハーベスト」をつかって育てた野菜が
また都市へめぐり、循環していく仕組みです。

神戸市農水産課職員

「こうべハーベスト」を使って育てた
野菜のブランド化を行っています。
地産地消による資源の循環が生まれています。

神戸産食材を買うことが
環境を守ることにもつながっているんです。

資源循環「こうべ再生リン」プロジェクトはこちら

理由3|地元の生産者を応援

地元に愛着を持てる
「神戸産」を見つけてほしい。

そこで
「BE KOBE」の表示を推進していきます。

今後、皆さんにもおなじみの
「BE KOBE」のロゴマークがついた農産物が
スーパーなどに登場します!

ちなみに
神戸で行われている
「CSA(地域支援型農業)」という
食と農業の新しいあり方も
注目を浴びています。

種や肥料などで収穫までに費用がかかるため
生産者と直接契約・先払いし、
収穫物を近くの拠点で受け取る仕組みです。

炭鉱に左右されずに農家が収入を見込めるだけでなく
地域コミュニケーションにも一役買っています。

CSAに取り組むBio creatersはこちら

四季折々にとれる旬の野菜&お魚

神戸産食材の大きな威力の1つが
都市部と産地の距離が近いこと!

採れたて・獲れたての新鮮な食材が
その日のうちに食卓に並んだり
お店で食べられたりする機会も多いんです。

今日の「これ、おいしいね」は
神戸産の野菜や魚介類を食べたからこそ
出た言葉かもしれません。

神戸産の食材には
どんなものがあるか知っていますか?
季節ごとの食材だけでなく
1年中とれるものもたくさんあります!

特に、秋冬に多くとれるのは
葉物野菜を中心とした野菜。

そして魚介類も!

旬を知って、おいしく食べて
「これ、神戸産なんだよ」など
コミュニケーションも楽しんでください。

神戸産の食材はこちら

神戸産食材が欲しい!
どこで買えるの?

スーパーマーケットで買う

神戸産食材が買える地産地消コーナーを
設けている店舗もあるので探してみよう。

神戸産食材が買えるスーパーや青果店はこちら

定期開催のマーケットで買う

EAT LOCAL KOBE FARMERS MARKET

開催日/毎週土曜
場所/東遊園地など
※開催日・場所が変更・中止となる場合があります

「生産者と消費者を継続的につなぐ」ことをコンセプトに
毎週土曜に開催しているファーマーズマーケットです。

詳細はこちら

ウェルアベニューマルシェ(通称ウェルマル)

開催日/毎月20日
場所/西神中央・パークアベニュー
※開催日・場所が変更・中止となる場合があります

「健康」をテーマに、毎月20日に西神中央で
地元の若手農家が中心となって
開催しているマルシェです。

詳細はこちら

イベントで出合う

今年の秋は、
神戸産食材の魅力を体感できる
イベントがいっぱい!

KOBE FOOD CULTURE FEST.


神戸の生産者が集うスペシャルデー
「BE KOBE収穫祭」

日時/2023年11月3日(金・祝)10:00~14:00
場所/東遊園地
※荒天中止

市内の生産者が三宮の中心地に集い
神戸の食の魅力を伝えるスペシャルマーケットです。
とれたての野菜や米、加工品の購入や食事を楽しみ
神戸の食に「であう、ふれあう、あじわう」1日をお楽しみください。

神戸食材と料理人に出会うサーカス型ビアガーデン
「イムヤック」

日時/2023年10月11日(水)~11月5日(日)16:00~22:30(L.O.22:00)
場所/神戸阪急本館屋上
※荒天中止

三宮の駅前で、自然派ワインを片手に
神戸食材を使った料理が楽しめる初の試み。
コンセプトは「サーカス型ビアガーデン」。
アジアリゾートのような空間で
神戸や全国から料理人が集まり、腕をふるいます。
仕事帰りでも、休日のお出かけ帰りでも
ふらりと寄って豊かな時間をお過ごしください。

旬の食材を使ったメニューがたくさん!
「神戸食材フェア」

期間/2023年10月14日(土)~2024年2月29日(木)
場所/飲食店、ベーカリー、パティスリーなど

秋冬の味覚をいろいろ味わえると、毎年好評のフェア。
期間中、参加飲食店で、神戸食材を使った
オリジナルメニューが味わえます。
須磨海苔、鱧など、おいしい食材を
料理やパン、スイーツ、お惣菜などで販売。
お気に入りの味を探しに行こう!

屋外で神戸の景色と食材を味わう1日
「つながるレストラン 里山編・里海編・街編」

期間/2023年10月~12月
各テーマで1回ずつ開催

神戸の食材と食文化が生まれる
象徴的な風景のなかで
神戸の料理人と生産者が創り出す
1日限りの屋外レストラン。
神戸の旬の食材を、神戸の料理人が
この日のために料理に仕立て
トークを楽しみながらのディナーは
きっと心に残るはず。

KOBE FOOD CULTURE FEST.はこちら

家族や友達と出かけてみましょう!

味覚狩りに出かける

神戸市には
旬の果実や野菜の収穫を体験できる
観光農園がたくさんあります。

もぎたてのおいしさや収穫する楽しさを
体感してみましょう!

秋冬に楽しめる味覚狩り

▶芋掘り
開催期間/10月上旬~11月中旬

▶柿狩り
開催期間/10月上旬~11月下旬

▶いちご狩り
開催期間/1月中旬~6月上旬


神戸の観光農園情報はこちら


「食べること」について
最近ハッとさせられたことがありました。

それは、8月号連載「食都神戸」で取材した
とうもろこし農家・藤本さんが言っていた
「わたしは、この風景を守りたいから
とうもろこしを育てているんだ」という言葉。

神戸産の野菜を買うことは
その風景を守ることになる。

私たちの毎日の食事で使うものを
おいしく選択することが
こんな風につながっている。

今日も明日も、いただきます。

そのほかの神戸の食の取り組みはこちら

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