どこか懐かしさを覚える、のどかな田園風景。
この写真、どこの風景か分かりますか?
![](https://kouhoushi.city.kobe.lg.jp/wp-content/uploads/2023/09/b604915dcf6c43db59dfdc0005bb0800.png)
実はここ、神戸なんです。
都市のイメージが強い神戸ですが
近郊には、自然豊かな里山が広がっていて
一年中いろいろな農産物がつくられています。
多様な農水産物が
市内でとれるんです!
地産地消と言われると
何だか難しそうに思ってしまうけれど
魅力あふれる神戸の食材を
食卓に取り入れてみませんか?
おいしく食べれば
神戸をもっと好きになる。
神戸産を買うことが
神戸の農村風景を守ることにつながる。
その物語も最後にお届けします。
小松菜・いちじく・しらすなど
神戸産を選ぶ理由
理由1|新鮮でおいしい
私たちに季節のおいしいを届けてくれるプロの料理人も
積極的に神戸産を選んでいます。
北野で地元の食材を使った料理を提供する
「地酒・地野菜・地魚 しんど」の店主 小椋 創平さんに
神戸産食材の魅力を伺いました。
海も山もある神戸は、素晴らしい食の宝庫!
多様な品目の農水産物が生産され、
四季折々のおいしい食材が手に入る恵まれた環境です。
野菜だけでなく、肉や魚介類もそろっているため、
神戸産の食材だけを使ってもバリエーション豊かな食卓が完成するのも大きな魅力です。
地魚・地野菜・地酒 しんど
住所/神戸市中央区中山手通1-20-15 メゾンド山手
問/078-252-3917
![](https://kouhoushi.city.kobe.lg.jp/wp-content/uploads/2023/09/1068bc2f937d79a1231c869441d14896.jpg)
小椋さん直伝!
こうべの旬を味わうレシピはこちら
理由2|人と環境にやさしい
「地産池消」の話でよく言われるのが
輸送距離が短いので
二酸化炭素の排出量が抑えられるなどの
エコの話。
神戸市では、それだけじゃない
人や環境にやさしい
神戸ならではの取り組み
「環境保全型農業」を進めています。
![](https://kouhoushi.city.kobe.lg.jp/wp-content/uploads/2023/09/68f1228ed69877cf87f8781931f988f9.png)
生活排水の下水から回収したリンを使って
製造した肥料「こうべハーベスト」をつかって育てた野菜が
また都市へめぐり、循環していく仕組みです。
![](https://kouhoushi.city.kobe.lg.jp/wp-content/uploads/2023/09/raw-124.jpg)
「こうべハーベスト」を使って育てた
野菜のブランド化を行っています。
地産地消による資源の循環が生まれています。
神戸産食材を買うことが
環境を守ることにもつながっているんです。
資源循環「こうべ再生リン」プロジェクトはこちら
理由3|地元の生産者を応援
地元に愛着を持てる
「神戸産」を見つけてほしい。
そこで
「BE KOBE」の表示を推進していきます。
今後、皆さんにもおなじみの
「BE KOBE」のロゴマークがついた農産物が
スーパーなどに登場します!
ちなみに
神戸で行われている
「CSA(地域支援型農業)」という
食と農業の新しいあり方も
注目を浴びています。
![](https://kouhoushi.city.kobe.lg.jp/wp-content/uploads/2023/09/aa4f03ce1e0bfb904167138cde5beee1.png)
種や肥料などで収穫までに費用がかかるため
生産者と直接契約・先払いし、
収穫物を近くの拠点で受け取る仕組みです。
炭鉱に左右されずに農家が収入を見込めるだけでなく
地域コミュニケーションにも一役買っています。
CSAに取り組むBio creatersはこちら
四季折々にとれる旬の野菜&お魚
神戸産食材の大きな威力の1つが
都市部と産地の距離が近いこと!
![](https://kouhoushi.city.kobe.lg.jp/wp-content/uploads/2023/09/54b9786abdf3ed863ad0ebe3d7f686f1.png)
採れたて・獲れたての新鮮な食材が
その日のうちに食卓に並んだり
お店で食べられたりする機会も多いんです。
今日の「これ、おいしいね」は
神戸産の野菜や魚介類を食べたからこそ
出た言葉かもしれません。
神戸産の食材には
どんなものがあるか知っていますか?
季節ごとの食材だけでなく
1年中とれるものもたくさんあります!
特に、秋冬に多くとれるのは
葉物野菜を中心とした野菜。
![](https://kouhoushi.city.kobe.lg.jp/wp-content/uploads/2023/09/ab9fbe89744a7b074ce245f6b533b9a7.png)
そして魚介類も!
![](https://kouhoushi.city.kobe.lg.jp/wp-content/uploads/2023/09/61d2ede8633a9c85921c170db770fd50-1.png)
旬を知って、おいしく食べて
「これ、神戸産なんだよ」など
コミュニケーションも楽しんでください。
神戸産の食材はこちら
神戸産食材が欲しい!
どこで買えるの?
スーパーマーケットで買う
神戸産食材が買える地産地消コーナーを
設けている店舗もあるので探してみよう。
神戸産食材が買えるスーパーや青果店はこちら
定期開催のマーケットで買う
EAT LOCAL KOBE FARMERS MARKET
![](https://kouhoushi.city.kobe.lg.jp/wp-content/uploads/2023/09/d9d4b62ca7d30c18dc925e7ba6d02d95-edited.jpg)
開催日/毎週土曜
場所/東遊園地など
※開催日・場所が変更・中止となる場合があります
「生産者と消費者を継続的につなぐ」ことをコンセプトに
毎週土曜に開催しているファーマーズマーケットです。
詳細はこちら
![](https://kouhoushi.city.kobe.lg.jp/wp-content/uploads/2023/09/66113d1028063b422ffe4c020cae9466-edited.jpg)
ウェルアベニューマルシェ(通称ウェルマル)
開催日/毎月20日
場所/西神中央・パークアベニュー
※開催日・場所が変更・中止となる場合があります
「健康」をテーマに、毎月20日に西神中央で
地元の若手農家が中心となって
開催しているマルシェです。
詳細はこちら
イベントで出合う
今年の秋は、
神戸産食材の魅力を体感できる
イベントがいっぱい!
KOBE FOOD CULTURE FEST.
![](https://kouhoushi.city.kobe.lg.jp/wp-content/uploads/2023/09/d464dcfe9038ecf0ddea13039e38042b-1800x2540.jpg)
神戸の生産者が集うスペシャルデー
「BE KOBE収穫祭」
![](https://kouhoushi.city.kobe.lg.jp/wp-content/uploads/2023/09/3f8858190f1be3fa3e5f8052d54e3c18.jpg)
日時/2023年11月3日(金・祝)10:00~14:00
場所/東遊園地
※荒天中止
市内の生産者が三宮の中心地に集い
神戸の食の魅力を伝えるスペシャルマーケットです。
とれたての野菜や米、加工品の購入や食事を楽しみ
神戸の食に「であう、ふれあう、あじわう」1日をお楽しみください。
神戸食材と料理人に出会うサーカス型ビアガーデン
「イムヤック」
![](https://kouhoushi.city.kobe.lg.jp/wp-content/uploads/2023/09/03e40a99015906669bd3af6504b7e008-1800x1201.jpg)
日時/2023年10月11日(水)~11月5日(日)16:00~22:30(L.O.22:00)
場所/神戸阪急本館屋上
※荒天中止
三宮の駅前で、自然派ワインを片手に
神戸食材を使った料理が楽しめる初の試み。
コンセプトは「サーカス型ビアガーデン」。
アジアリゾートのような空間で
神戸や全国から料理人が集まり、腕をふるいます。
仕事帰りでも、休日のお出かけ帰りでも
ふらりと寄って豊かな時間をお過ごしください。
旬の食材を使ったメニューがたくさん!
「神戸食材フェア」
![](https://kouhoushi.city.kobe.lg.jp/wp-content/uploads/2023/09/a64020d6e13096641125734091daab52.jpg)
期間/2023年10月14日(土)~2024年2月29日(木)
場所/飲食店、ベーカリー、パティスリーなど
秋冬の味覚をいろいろ味わえると、毎年好評のフェア。
期間中、参加飲食店で、神戸食材を使った
オリジナルメニューが味わえます。
須磨海苔、鱧など、おいしい食材を
料理やパン、スイーツ、お惣菜などで販売。
お気に入りの味を探しに行こう!
屋外で神戸の景色と食材を味わう1日
「つながるレストラン 里山編・里海編・街編」
![](https://kouhoushi.city.kobe.lg.jp/wp-content/uploads/2023/09/da736fe3e2a50071e946b4263ee42a8a.jpg)
期間/2023年10月~12月
各テーマで1回ずつ開催
神戸の食材と食文化が生まれる
象徴的な風景のなかで
神戸の料理人と生産者が創り出す
1日限りの屋外レストラン。
神戸の旬の食材を、神戸の料理人が
この日のために料理に仕立て
トークを楽しみながらのディナーは
きっと心に残るはず。
KOBE FOOD CULTURE FEST.はこちら
家族や友達と出かけてみましょう!
味覚狩りに出かける
神戸市には
旬の果実や野菜の収穫を体験できる
観光農園がたくさんあります。
もぎたてのおいしさや収穫する楽しさを
体感してみましょう!
秋冬に楽しめる味覚狩り
▶芋掘り
開催期間/10月上旬~11月中旬
![](https://kouhoushi.city.kobe.lg.jp/wp-content/uploads/2023/09/2fb76a52a5d86d5b675553d494d8b8e5.jpg)
▶柿狩り
開催期間/10月上旬~11月下旬
![](https://kouhoushi.city.kobe.lg.jp/wp-content/uploads/2023/09/3fd67243437080996b6586a515fe2fb7.png)
▶いちご狩り
開催期間/1月中旬~6月上旬
![](https://kouhoushi.city.kobe.lg.jp/wp-content/uploads/2023/09/c27a073eb54950b400888d25145a67e4.jpg)
神戸の観光農園情報はこちら
「食べること」について
最近ハッとさせられたことがありました。
それは、8月号連載「食都神戸」で取材した
とうもろこし農家・藤本さんが言っていた
「わたしは、この風景を守りたいから
とうもろこしを育てているんだ」という言葉。
![](https://kouhoushi.city.kobe.lg.jp/wp-content/uploads/2023/09/ae17a88d2a7db76fd4195a4d77ce5647.jpg)
神戸産の野菜を買うことは
その風景を守ることになる。
![](https://kouhoushi.city.kobe.lg.jp/wp-content/uploads/2023/09/62996595ef9b49b64ecc24a6ee07137d-1800x791.jpg)
私たちの毎日の食事で使うものを
おいしく選択することが
こんな風につながっている。
今日も明日も、いただきます。
そのほかの神戸の食の取り組みはこちら